ヤゴ

Posted by 川五郎 | 川の昆虫 | 月曜日 5 7月 2010 15:36:15

「ヤゴ」とは、皆さんもご存知のトンボの幼虫です。
小学生のときに、理科の授業でほぼ必ず習うであろう川の生物ですので、知らない人はいないでしょう。
もし忘れてしまっていても「あ~アレか」と思いだします・・・よね?

ヤゴは川や淡水を始めとした水辺に住む生物として良く知られています。
最近の子供は川などで遊ばなくなった、とは言われていますが、どうやらこのヤゴは最近の子供にも馴染み深い生物のようです。
その理由は理科の授業で・・・ではなく、なんと学校のプールでよく発見されるため。
プール開きの前に掃除が行われる際、そこに住みついているヤゴが発見され、保護されることが多いようです。

最近の学校というと自然を多くとりいれる「ビオトープ」が盛んで、それを勧めるリーフレットも制作されているほどですから、プールで保護したヤゴを授業の一環として育てることも珍しくありません。
近所の子供も授業でヤゴを育てて以来、トンボになるまでの経緯を見守ることにハマり、自宅でもヤゴを育てるようになったのだとか。

私はヤゴは育てたことはないのですが、秋になるとトンボをよく捕まえて遊んだ覚えがあります。
そうそう、トンボも大抵川などの水辺に多く生息していますよね。
トンボは空中を飛びまわる虫ですけど、幼虫時代は水辺に住んでいるのですし、これも川の生物のひとつと言えるでしょうね。

最近の子供は自然での遊びや生物に疎くなりつつあるのかと思いきや、ビオトープ等の取り組みによって逆に自然と触れる機会が確保されてきているのかもしれません。
そんな取り組みの一役をかっている川の生物が、今回ご紹介したヤゴでした。